Allgood-Life!! バカンスはモザンビークにて。

コミュニティ開発隊員として2018年1月から2年間、モザンビークのリバウエという田舎町に行ってます。おいでよリバウエ

祝? モザン100日!!

どもこんにちわ、小倉です。

 

タイトルの通りですが、本日がモザンビーク到着100日目!3か月ちょいかーって感じですが、2年間の任期(730日)だから、すでに約1/7が経過したことになるんですね。

既に後輩隊員(4次隊)も入国しましたしね。

パーセンテージに直すと、14~15%くらいですか。

 

いやくっそ早え。笑

焦りまくりですわ。まだ語学もてんやわんやだし。

 

モザンビークに到着して100日経つのに、すでに任期の1/7が過ぎているのに

なんもできてない。

これは、自慢でも何でもない、本当にみじめで情けないことですが、

本当に文字通りなんもできていないです。

 

なぜか。

 

自分自身の至らない点(語学、積極性、計画性、専門性すべての欠如)も確実にあるんですが、決定的にないものがあります。

 

足(交通手段)がないんです。

 

僕の任地、6,300㎢あります。(参考までにですが、我が故郷の千葉県は5,100㎢なんで、千葉県よりでかいですね。東京都は2,100㎢なんで、ざっと3つ分。笑)

 

そんで、そこに住む農家たちにいろいろ教えたりして、現金収入の向上を目指しましょうってのが、自分のミッションになります。(少し昔のものですが、ある書籍には「現金収入向上をうたったプロジェクトで成功しているもの:村人たちがプロジェクトから学び、プロジェクト終了後も継続的に実践しているもの:はほぼ皆無に等しい」という手厳しい指摘もありましたねー。うーむ。)

 

もちろんその全てのエリアをカバーするわけではないんですが、舗装された道は国道が1本走っているだけのもので公共交通機関はシャパと呼ばれる乗り合いバスのみ。

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シャパのイメージ画像

そのシャパも国道沿いは走っているけれども、自分の活動対象である農家、ひいては農場(畑)は国道沿いにあるわけではなく、国道(舗装された道)から外れて農道(未舗装の道)を30分とか1時間とかのところにあるんですわ。もちろん、徒歩ではなく車(バイク)でです。事務所or家からで考えると、合計で1時間~1時間半とかかな?

日本とは異なる環境の仕事を求めてアフリカまで来たというのに、なかなか難しいもんですねー。。。

 

 

、、、ここまで読んであなたはもうお気づきでしょう。

そう、今私は自分の活動が現時点でまだ上手くいっていないことに関して、

 

インターネットを通じて全世界に盛大に言い訳しているのです。

 

ごめんなさい笑

 

ただこうでもして世界に言い訳しないと自分の頭のバランス(これはこうあるべきだ、いやいやいろいろあって仕方ないやん~的な)が崩れてしまう危険性があるので、

 

勘弁してください泣

 

しかし!

そんな感じでしたが、今日漸く1本の連絡が参りました!!

「バイクを持ってくるぞ!」というものです。

 

よかった!これで自分は救われる!漸く協力隊らしい活動ができる!と思っていたんですが

 

「日時等々詳しくは実際の運転手から連絡するから。もう今すぐに(Agora mesmo: Right now)電話させるから。」と言われて電話を切られたのが4時間前。もちろん電話は現在までなし。

 

俺、明日明後日任地いないんじゃい。

持って来られても受け取れないよ?

 

モザンビークに限らず、アフリカ、南米、全世界に共通かもしれないですが、

「今」って信用できないね。泣

 

そして、なぜか、本当になぜかなんですが

 

「来いよ!」と思ったときは来ないけど

「来ないから(まだ)大丈夫だろう」と思ったときに来る。

 

このタイミングの悪さ。なんなんでしょうか。世界の七不思議にしてもいいんじゃね?

 

たぶん、明日バイク来るんだろうなー。そんで「持ってきたぞ!今どこにいるんだ?今は任地を離れている?じゃあこれ置いてくから。勝手にそっちで処理して」

 

って有無を言わさず置いていかれるんだろうなぁ。

 

日本のサービスって本当にすごいわ。神だよ。神。

 

そんなわけで、仮に明日明後日にバイクが持ってこられてしまった場合の対処法(と言っても、事務所の倉庫に保管するしかないと思っている)について、どうやって同僚に伝えようかなーと考えている最中です 。まぁ、そのまんま伝えるしかないんですけどね。

 

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事務所での暇な時間が腐るほどあったので、同僚とおしゃべりしながらいろいろと考えていました。帰国した後のこととか。

ミーハーな考え方ではあるかもしれませんが、いわゆるパラレルキャリアと言われるものに今興味を持っています。

協力隊後の王道:海外修士留学 → 国連、JICA といった道筋は、いわゆる国際協力に関わりながら十分な報酬をもらえる稀有なもの。しかし、組織自体が大きく、活動(業務の方向性)が政治に左右される可能性があり、自らの思いとは裏腹な国際協力をする羽目になってしまうかもしれない。また、基本的には現場から遠い。今改善しているみたいだけど。あくまでイメージです。

NGOは現場感がある仕事ができると思うが、報酬と大局観に欠けるイメージがある。仕事=人生という感じになりそうですね。

(JICAはインフラ系のプロジェクトがありますが)上記の2パターンだと多分王道は人道支援、貧困改善などがメインになってくるのではないかと考えていて、いま自分が現時点で感じている途上国(あえて使います)の生活上の問題点(いわゆるインフラ整備など)に携わる機会はかなり少なさそう。

とした場合に、生活インフラを支える仕事(会社務め)をしながら、空いた時間にNGOなどの国際協力活動を自主的に実施する(いわゆるパラレルキャリアの範囲で)のが、自分にとってあっているのではないかと。

勿論、パラレルキャリアだからこそのデメリットもあると思います。単純に、自分のやる気がないときにはやらない可能性がある。仕事が忙しいことを言い訳に。モチベーションの維持は一つの課題になるのだろうな。勝手なイメージは不毛地帯の朔風会みたいなもんですかね。

 

あくまでも2018年4月25日時点での考えなので、自分の考えが変化する可能性はありますが、何となく、備忘的な意味も含めて書いてみました。

 

長文にお付き合い頂きありがとうございました。